



元気な野菜は身体においしい。
元気な野菜は病気にならない。
だから過度な栄養を必要とせず
自らの力で立派に成長してくれる。
でもそのためには土づくりが何より大事。
野菜作りの7割は「土」と言われるほど
農業にとって土と水は重要なものです。
だからこそ私たちはその土づくりを大切にしたい。
そう思い、今日も野菜を育てています。



杉谷 洋樹さん
農事組合法人ふかみの郷 代表理事


ふかみの郷の良いところはどんなところですか?
「みなさん真面目に取り組んでくださるところですね。仕事の能率の違いはどんな場所でも生まれるものですから、大切なのは、どれだけ前向きに取り組んでくれるかってところなので。一番しんどいなと思うのは、頑張る人と頑張らない人がどうしても出てきちゃうことです。でも比較的ここの地域はみんな頑張ってくれます。そこがここの良いところなんじゃないかと思っています。できる範囲はやろう、とやってくださることが僕にとっては一番大切なことなので、とても助かっています。」

この土地の魅力的な点を教えてください。
「ここの地域でいいなって思うのは、水か綺麗だということですね。山間の地域なので水が常に綺麗で、その水を作物に使うことができるのは魅力的な地域だと思います。そこをしっかり全ての作物に対して活かしていきたいですね。そして、この土地はコンパクトゆえにいろんな作物に手が出せられるのかもしれません。ふかみの郷は、自分の住んでいるところからある程度見える範囲に収まりますから。コンパクト故にいろんな作物を作ることによって、一年間収益を上げられる作物を作る計画をしっかり立てられるのかもしれませんね。」

宮川 建造さん
ふかみの郷の良いところはどんなところですか?
「杉谷さんが専属でふかみの郷についたことが大きいことですね。今まではひとつの地区とはいえ半能的だったので、ひとつ法人があることで、やりとりがしやすくなりました。私もふかみの郷の共用の乾燥機を使わせてもらったりしているのですが、これはふかみの郷だからできることだと思います。かた僕は黒にんにくを作っているのですが、6次化も含めて今はここに集中して、事業として成り立つ、確実なものにしていきたいと思っています。自分もいつまでも今のように仕事ができるわけじゃないですから、この地域を守るというより、この地域で生業にできる産業を確立したいです。その基盤をどこまで作れるかっていうのが自分の中での挑戦です。」


郷の年間スケジュール
ふかみの郷では稲作、にんにくのほかにも白ネギやなすを栽培しています。冬の農閑期は春に向けて土づくりを行います。

農業体験のことなど(ホームのお知らせにも入れたい)

使用している
農機器
トラクターやコンバインなどの農機器を使用しています。農機器としての役割はもちろん、農業体験時には子どもたちの乗車体験も行なっています。



サービス名
コンバイン
稲刈り の時期に大活躍する農機器です。収穫、脱穀、選別の3つを一台でできるため、稲刈りには欠かせない役割を担っています。
トラクター
作物を育てるのに大切な要素の一つに土づくりがあり、その役割を担うのがトラクターです。土を耕す耕うんの他にも、肥料・農薬・種の散布や草刈り、収穫などもできる農作業の万能選手です。
フォークリフト
農作物の出荷作業や量の多い貨物の運搬に適した農機器です。人力では不可能な量の貨物も簡単に動かせる上、上げ下ろしの作業が必要な場面でも重宝します。
設備紹介

手作り黒にんにくの加工場
郷にある小屋で手作り黒にんにくを作っています。にんにくが黒にんにくになるまでの期間は約2週間ほど。長い月日をかけてじっくりと熟成された黒にんにくは程よい酸味と甘みを閉じ込めているふかみの郷のスーパーフードです。


おいしいお米を保つ玄米保冷庫


出荷する前の米は玄米の状態でこの保冷庫の中に貯蔵されています。庫内は12℃前後で、常にお米にとってベストな状態を保っています。ふかみの郷では、玄米のまま保存し、注文が入ってからお米をつきます。そのため、乾燥や虫の心配もなく、水分の蒸発も少ないみずみずしいお米を提供することができています。
